紳士に憧れる中年

ご覧になった人も多いと思いますが大谷翔平選手が所属するロサンゼルスドジャースがワールドシリーズを制覇して世界一になりました。

その劇的な試合展開に驚かされ、非常に感動しました。そしてその日は一日中、TVでもインターネットでもそのニュースで持ちきりでしたね。そんな中で私は一人の選手のファンになりました。その選手の名はニューヨークヤンキースのアーロンジャッジ選手です。有名選手ですのでご存知の方も多いと思いますが今シーズン唯一、大谷選手よりホームランを多く打った選手でしたが、リーグ優勝を決めるポストシーズン以降にかなり調子を落としていました。

そして、ドジャースの優勝が決まったワールドシリーズの第5戦は5-0でリードしていた展開から彼のミスからの失点が響き逆転負けを喫しました。彼のようなトップクラスの選手でもそう何度も立てるわけではないワールドシリーズの重要な試合で自分のミスが響いてチームが負ける。凡人では想像もつかない状況の中、試合後のインタビューに応えた彼の言葉で私は心を掴まれました。

「ドジャースおめでとう。ミスに関しては自分が上手くプレーできなかった。ドジャースのような良いチーム相手にミスをするとその代償は大きい。ワールドシリーズでの敗北は死ぬまで心の傷として残るだろう。それは戦いの過程での傷跡だ。私のキャリアが終わる時、それらの傷と共に多くの勝利も残せていればと思う。」（一部省略）

相手へのリスペクトと自身のミスを認め、それは消えないけど戦い続けてそれ以外の栄光を掴みたいという野球への真摯な姿勢。今の自分に置き換えた時、仕事で何かミスをしてそれが一生残る傷になるほど本気で取り組めているか？失敗して負った傷とともにそれ以上の成功を求めて頑張れているか？その状況でインタビュアーに対し淡々と自身の言葉で伝えている彼の真摯な姿に憧れを抱き、一気に彼のファンになりました。(ジャッジは身長2mを超えるため世界一大きなジェントルマンと呼ばれている)

今の私は一言で表すと「紳士に憧れる中年」です。なぜこんなことを書くかというと私は何かを購入する時、その時対応してくれたお店の方との会話から分かるその人の人間性が、その商品を気にいるかどうかに深く関わると思っています。しかし私が今やっているのはネットショップというお互いが顔を合わすことなく完結するお店です。なので少しでもお客様に「どんなやつが運営しているんだ？」と興味を持っていただけるように定期的にブログで私に関する情報も発信していこうと思います(誰得？)。

少しでも私のことを知っていただく方が私の商品にも興味を持っていただけると思いますのでこちらのブログも目に留まった際は見ていただけると嬉しいです。